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管理者向け機能

サーバー管理者向けの機能をまとめて解説します.これらの機能は主に OP 権限を持つプレイヤーが利用できます.

プラグインステータス (/lc status)

プラグインの動作状況を一覧で確認できます.

/lc status

表示される情報:

  • プラグインバージョン (Git コミットハッシュ付き)
  • ヘルスステータス (OK / Degraded)
  • 各機能の有効/無効状態
  • 設定値 (デバッグモード,アップデート確認,言語)
  • GitHub,Modrinth,ドキュメントへのリンク

設定のリロード (/lc reload) v1.4.0~

サーバーを再起動せずに config.yml を読み直します.

/lc reload

反映されるのは messageFormat の設定のみです.config.yml のほかの設定はプラグインが起動時に確定させる事柄を左右するため,反映されたように見せかけることはせず,再起動が必要な変更を一覧で表示します.

[LC] config.yml を再読み込みしましたが,一部の変更の適用にはサーバーの再起動が必要です.

応答は,編集した内容が反映されたかどうかだけを伝えます.どの設定が動いたかはサーバーログに記録されます.

  • パーミッション: lunaticchat.command.lc.reload (デフォルト: op).コンソール・RCON からも実行可能
  • config.yml を完全に読み取れない場合は拒否されます.読み取れなかった設定をすべてまとめて表示し,稼働中の設定はそのまま維持されます.読み取れない設定を個別にデフォルトへフォールバックさせて起動を続行する起動時よりも厳格です
  • リロードはサーバーログにも記録されるため,フォーマットを変更した時期をあとから追跡できます.ファイルの読み取りはメインスレッド外で行われ,RCON セッションは応答が届く前に切断されるため,RCON から実行した場合の結果はコマンド出力ではなくログで確認します

デバッグログ (/lc debug) v1.4.0~

デバッグログは configchatchannelconversionprotocolvelocitystoragecommand のカテゴリに分かれています.ハンドシェイクを追うために有効化しても,チャット 1 通あたり 1 行のログでログが埋まることはありません.各カテゴリが何を出力するかはデバッグログを参照してください.

/lc debug                     # 現在出力しているカテゴリ
/lc debug velocity on
/lc debug all off
  • パーミッション: lunaticchat.command.lc.debug (デフォルト: op).コンソール・RCON からも実行可能
  • 変更は config.yml書き戻されません.再起動または /lc reload でファイルの値に戻るため,切り忘れたカテゴリがセッションを超えて残ることはありません
  • ログ行は [LC/<カテゴリ>] を前置して INFO で出力されます.Paper の既定の log4j 設定では INFO 未満が出力されないためです

Velocity プロキシには config.yml がないため,同じ記法を -Dlunaticchat.debug=velocity,protocol または環境変数 LUNATICCHAT_DEBUG から読み取ります.

診断レポート (/lc dump) v1.4.0~

bug report のトリアージに必要な情報を plugins/LunaticChat/debug/report-<タイムスタンプ>.txt に書き出し,プラグインフォルダーに出力した旨をチャットに返します.

/lc dump

レポートに含まれる内容:

  • LunaticChat の版数とコミット,プロトコル版数
  • サーバー実装・Bukkit API・Java・OS の版数
  • 有効な機能と,このサーバーの serverName
  • ログを出力しているデバッグカテゴリ
  • Velocity の接続状態,プロキシ側プラグインの版数,最後のエラー
  • チャンネル数とメンバー総数,変換キャッシュの使用量,プレイヤー設定の件数
  • 導入されているプラグイン一覧

メッセージ本文・プレイヤー名・UUID は意図的に含めていません.公開 issue に貼ることを前提とした成果物であるためです.

  • パーミッション: lunaticchat.command.lc.dump (デフォルト: op).コンソール・RCON からも実行可能

スパイモード

lunaticchat.spy パーミッション (デフォルト: op) を持つプレイヤーは,サーバー上で送信されるダイレクトメッセージとチャンネルメッセージの両方を閲覧できます.

  • ダイレクトメッセージは,送信者と受信者を除いてスパイプレイヤーに配信されます
  • チャンネルメッセージは,送信者とそのチャンネルのメンバーを除いてスパイプレイヤーに配信されます
  • ダイレクトメッセージについては,ローマ字変換前の元のテキストがスパイプレイヤーに表示されます.チャンネルメッセージはメンバーと同じ変換後の形で届きます
  • ホバーテキストでスパイメッセージであることが示されます
  • スパイプレイヤー自身は通常の送受信者リストには含まれません

チャンネルバイパス

lunaticchat.channelbypass パーミッション (デフォルト: op) を持つプレイヤーは,チャンネルに関する以下の制限を無視できます.

  • キック・BAN の対象にならない
  • オーナーでなくてもチャンネルを削除できる

アップデート通知

checkForUpdatestrue (デフォルト) の場合,プラグインは起動時に新しいバージョンが利用可能か確認します.lunaticchat.noticeupdate パーミッション (デフォルト: op) を持つプレイヤーがサーバーに参加した際にアップデート通知が表示されます.

yaml
# config.yml
checkForUpdates: true

Nightly ビルド

リリース以外で main ブランチから作られたビルドは nightly として扱われ,プラグインがその旨を明示します.

  • バージョンに -nightly.<コミットハッシュ> が付き (1.3.0-nightly.44132f3),JAR のファイル名・/plugins/lc status のいずれからも 1.3.0 リリースと区別できます
  • すべてのプレイヤーに対して,ログイン時に不安定な可能性があることと GitHub Issues への案内が警告として表示されます
  • /lc status にも同じ警告が表示され,リリースチャンネルが緑ではなく黄色で表示されます

nightly ビルドはセキュリティポリシーのサポート対象外です.本番サーバーではリリースビルドを使用してください.

言語設定

プレイヤーに表示されるメッセージの言語を切り替えられます.プラグインログやコンソール出力には影響せず,英語のみ出力となります.

yaml
# config.yml
language: "ja"   # "en" または "ja"

管理者パーミッション一覧

パーミッションデフォルト説明
lunaticchat.spyop全ダイレクトメッセージ・チャンネルメッセージの閲覧
lunaticchat.channelbypassopチャンネル制限のバイパス
lunaticchat.noticeupdateopアップデート通知の受信
lunaticchat.command.lcv.statusop/lcv status コマンドの使用
lunaticchat.command.lc.debugop/lc debug コマンドの使用
lunaticchat.command.lc.dumpop/lc dump コマンドの使用